【ギフテッドな日々】障害と天才の挟間より速報

動作性IQ141ギフテッド。そんな人の視点から見た世界をつらつらとつづっていきます。

仕事に行きたくないの原因→燃え尽き症候群からの過労うつの可能性

 ここ数日、高校時代からの旧友にLINEで色々と話を聞いてもらっていたのですが、その会話の中で、タイトルのような疑惑が出てきたので今日はそれについて書こうと思います。

 【これまでのあらすじ】
 息子の自閉症スペクトラム判明(ギフテッド疑いあり)→
 私自身もそうでないかと疑う→
 給料も待遇も安泰で、やりがいもあったはずの仕事をある日突然辞めたくなる→
 これはきっと私の性格特性のせいだ。

 からのお話し。
 きっかけは、仕事辞めたいの引き金を引いたであろう日。私が描いた営業チラシが、私の本来の意図に反した形で、事業所全体で活用される事になった日だ。その日の事を考えた時、ふと頭に“燃え尽き症候群”という言葉が浮かび、友人に、私それかもー、と話を振った。燃え尽き症候群とは、ものすごくざっくり言うと、仕事や運動を献身的に頑張ってきた人が、望む結果を得られなかった時に陥る、うつ症状とも言われる状態。らしい。あまり頑張っている自覚がなかったから、今まで気付かなかったけれど、燃え尽き症候群による症状があまりにも今の私の状態と酷似していたのでそう振ってみた。

友人「頑張っている自覚なかったのか」
 私「余裕がある時に自主的にやってた事を、課題目標が更新された後に仕事として振られるようになってからは頑張ってたかもしれん」
友人「ん? ちょっと想像がつかないw」

 という訳で、仕事の詳細を説明。
 当初。通常業務の他に数字が付く営業目標があるが、半期の後半にはほぼ達成のめどがついていて時間的余裕あり→空いた時間で、自分の興味本位で営業チラシ等を書く。
 そのチラシのクオリティがよかったらしく、上の人からチラシ、イラスト関係の雑務をたくさん任されるようになる。そうなると当然、納期があるので空いた時間に自由に、とはいかなくなった。余裕があった時はよかったけれど、半期が終わってまた自分の営業目標数字を追わなければいけなくなってもその状態は続いた。残業してお金稼げばいいよ! と言われたけれど、息子のお迎えで時間制限があるし、帰ったら帰ったで、児童館で宿題をやってこれない息子の面倒を見なければならないから、本当は残業はしたくなかった。結局、職場だけでは終わらないから仕事は持ち帰りになり、息子を寝かせてから再開。これじゃあ自分の好きな事もできないしストレスためちゃいかん、と、時間が空いた時は深夜に行きつけの雀荘へ。そんなこんなでほぼ毎日4時間半睡眠。土日は休みだけれど、土曜日は別のバイト。こちらは6時間半の勤務だけれどほぼ休憩なし。

 私「あれ? こうして書き出してみるとけっこうやばくね?w」
友人「けっこう、というかだいぶヤバイよw」

 実際、だいぶヤバかったようだ。

 ほら、世の中にはもっとひどい環境に身を置いている人もいるじゃないですか。
 私の場合はブラック企業とか陰湿ないじめとかそういうのではないし、好きな事もやらせてもらって待遇も良くて、なんて恵まれているんだ! と思っていましたから。まさか自分が追い込まれているなんて微塵も思わなかったんです。

友人「それに睡眠時間と引き換えの息抜きはどうなんだ。たまに無理するならいいけど、君はただでさえ睡眠時間短いんだから、そこから削ったらダメ、ゼッタイ」
 私「趣味の時間削ってたら、もっと分かりやすくうつになってたと思うの」
友人「詰んでるなw」

 そこへ来て、期が変わる前から自主的に手掛けてた営業用チラシが(こちらも本部が目に止めてくださってから、急ピッチで仕上げる羽目に)不本意な形で実装。これがとどめになった、と考えるのが自然ではないだろうか。

 あー嫌だなー、と口に出してこぼすほどの元気はないし、身体の疲れも大して感じない。今でも職場や周りの人には感謝している。
 けれども朝起きれば動悸がひどくて身体が重く、胸も苦しい。何故だか涙が溢れるし、手が震える事もある。

 友人がLINEで言った。

友人「確かに、もっと酷い環境の人はいるね。でも本人が辛いと思ったら、もういいんだ、辛いんだから」

 どうしたらこんな事になる前に気付けたのかは今でも分からないけれど、辛いなんていう自覚もなかったけれど、何故か私はこの言葉に泣いた。