【ギフテッドな日々】障害と天才の挟間より速報

動作性IQ141ギフテッド。そんな人の視点から見た世界をつらつらとつづっていきます。

寝坊ができるようになった話

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 嘘だろ……今日で二日連続、寝坊してしまった。

 私自身はまだ休職しているが息子は小学生だから、当然、学校に行く。当然、母親である私も毎日朝6時に起きなければいけない。

  それが二日連続、寝坊。車で送っていっても遅刻レベルの。息子よごめん。

 今まで寝坊するなんてことなかったのにどうして突然……と少し考えた結果、意外に前向きな結論が出たので、今日はそれについて書いてみようと思う。

副交感神経が正しく働きだしたと推測

 まぁ結論としては見出しまんまなのですが。
 うつで初めて病院にかかった時は、自律神経のバランスが最高にやばくなっていた。

mai-ko.hatenablog.com


 正常値6:4~5:5のところを1:9ですからね。
 これは働き過ぎ、知らずにかかっていたストレスなどで、常に活動状態(交感神経ON)になっていた身体を「もうやばいからとにかく休んでください!」と、副交感神経が無理矢理押さえ込んでいた状態だったらしい。

 活動神経=交感神経が常にONの状態だったから、これまで(うつと診断されて休む以前)はどんなに睡眠時間が短くても起きることができていた、と推測した訳です。

 でもこれってつまり、3~4時間寝たところで本当は全然休まっていない、という意味でもありますよね。自律神経が正常に働いてくれて、初めてちゃんと休めている、ということになる。昨日、今日と、3~4時間の睡眠では起きられなかったのは、寝ている間にきちんと自律神経が、副交感神経優位に切り替われていたからではないかと推測したのです。

“単なる寝坊”と“うつで起きられない”との比較

 でもうつがひどかった時も、朝(午前中)に弱い、という症状があったんですよね。
 ただ今回の事で、“単なる寝坊”と“うつで起きられない”状態との感覚の違いが分かったので書き出してみます。 


①睡眠時間が短くなってしまう、という状況への対応
寝坊:明日は頑張って起きなきゃー、と覚悟を決めて寝る。
うつ:そこまで無理している、という感覚ではなく、割と普通にできる(普通になってしまっている)。

②起床時の感覚
寝坊:副交感神経優位な状態続行中で、そのまままったり寝ていたいという欲望にかられる。
うつ:交感神経の押しが強いので目を覚ますことはできる。

③起き抜けの動悸症状
寝坊:起き抜けに慌てて、急に活動し始めるので軽く動悸はあるかもしれない。あっても、トッ、トッ……という弱い感じ。
うつ:手足が異常に重く、全身倦怠感に支配される。動悸はドッ、ドッ……という重い感じ。


 あくまで私が体験した、という一例です。全ての人に当てはまる訳ではないでしょうが、ぜひ参考までに。

うつにとって“単なる寝坊”は回復の兆し?

 と、私は勝手に判断した訳ですが。
 やっぱり睡眠時間3~4時間はダメなんですね。今までそれを普通にやってきたから、大した事ないと思って昨日も夜更かししちゃったのですけれども。自閉症スペクトラムに続き、まただな。自覚なき犯行。私の中での普通が、実は世間的には普通ではなかった、という事例。嫌ですね。でもまた内面世界と実世界とのすり合わせができて、嬉しい気持ちもあり、複雑。

 ともあれ、朝寝坊ができるということは、寝るべき時に副交感神経がちゃんと優位になっている証拠だと思うんですよね。寝坊自体はダメですけれども、私としては自律神経のリズムが実生活と合わさってきているようで、それに気付いた時はありがたかった。という話でした。


 それと文中で、うつ、うつ、って書いていますが、自律神経のバランスが乱れる事自体は、自律神経失調症の症状ですね(うつと一緒にそちらも診断書出された)。混乱させてしまったら申し訳ないです。