【ギフテッドな日々】障害と天才の挟間より速報

動作性IQ141ギフテッド。そんな人の視点から見た世界をつらつらとつづっていきます。

障害と天才の挟間にさよなら

大分長い事ブログを放置しておりました。

久し振りにブログを書こうと思ったのは、コロナニートになって5月6日まで時間に余裕ができたからなのですけれど、いいきっかけを頂きましたね。

とはいえ、今までもまったく時間がなかったわけではないのにブログから離れていたのは、もう私自身が、自閉症スペクトラムも2Eも名乗る事をしなくなったから、なのです。


今日は、

発達障害であった自分。
自閉症スペクトラムであった自分。
2Eであった自分。

に区切りをつけ、別れを告げるためのエントリーにしたいと思います。

Twitter開始からカウンセリングを受けるまでの経緯

5ヶ月くらい前にTwitterを始めたのは確か、自分と同じような発達障害を抱える人達と知り合いたい。集まったら何か変えられるかもしれない。との思いからでした。

実際に始めてみると、実に多くの人達が同じような悩みを抱え、情報交換を行っている姿が見えてきました。

それと同時に、発達障害者に煩わされたり、傷つけられた定型発達者の姿も。

さらに両者が、同じような仲間で固まって、自分達の主張を繰り返す姿も。


最初のうちは両者の主張に、うんうん、と頷いていたのですが、途中から、なんだかなぁという気分になってきました。


だって、自分達の主張をするばかりで、どうしたら双方が共存できるか、という建設的な交流がないんだもの。


そんな事を悶々と考えていた折、日々流れてくるツイートの中に偶然、『HSP/ギフテッド専門のカウンセラー』という人を見つけました。


本当かな?という気持ちと、日本にそんな人がいるのか!という期待とがありました。


私自身は特別生きづらさを抱えているとか、困りごとがあって悩みを聞いてほしい、という訳ではありませんでしたが、ものすごく興味を引かれました。


悩みがないのにお金まで払ってカウンセラーに会ってどうするのか、と思われるかもしれませんが、本当にギフテッドの事を分かってくれている人がいるのなら、会う事で何か新しいものが得られるのではないか。確信めいたものが掴めるのではないか。という期待があったのです。


しかも本当に奇跡的な事に、そのカウンセラーさんは私の家から車で30分ほどのところでカウンセリングを行っていました!


信じられますか?全世界とつながるTwitterを通して知ったのに、本当に偶然、たまたま、その方は目と鼻の先にいらっしゃったのです。


さまざまな事を総合的に判断した末、私はカウンセリングを受ける事にしました。

その『HSP/ギフテッド専門のカウンセラー』さんのサイトがこちらです。

www.nekkonokodomo-tachi.com



カウンセリングの内容については、ここでは多く語りません。

というか、カウンセリングを受ける人がギフテッドかHSP単体の特性か、また、受けるのが当人だけか親子セットで受けるのかとかで全然違った展開になると思います。


私の場合は理解が早すぎて、頂いたお時間の1/3くらいはもりやさん(カウンセラーさん)と雑談していた気がします。


自身もギフテッドであるもりやさんいわく、相談者自身がギフテッドの場合は話が早いそうで、私がカウンセリングを受けた目的も最初から理解してくれているようでした。

ちなみに、子供がギフテッドかつ親がギフテッドでもHSPでもない場合はちょっと難航するそうです。

これはTwitter上で、定型発達者と不定型発達者が相容れないのと全く同じ構造ですね。

カウンセリングは何を変えたか?

結論から言うと、思い切ってカウンセリングを受けて、本当によかったと思います。

発達障害とか自閉症スペクトラムとか2Eだとか、そういう“区分け”をして自己肯定する必要がなくなったのです。


ギフテッドとは何か。あるいはHSPとは何か。

何故、世間ではそれを発達障害と呼ぶのか。あるいはそう思わされてしまうのか。

何故、この世にこんな違和感を感じるのか。

どうしたらこの、“適応させられている”状態から脱却できるのか。


全ての答えがここにありました。


私は、ピンと来たらポンと行動してしまいます。

もしこのブログを読んでくれている人の中で、本当に今、これを必要としている人ならば、私が野暮なおすすめなどしなくても自分から興味を抱くのだと思います。


だから私自身が、ほんの一つのツイートにつまづいて気を止めた事がきっかけになったように、道端の小石のように、ここにヒントを置いていきます。


社会も、他人も、カウンセラーも、あなたを変える事はできないし、あなたもそれらを変える事はできないでしょう。


でも私達は気付き、知り、自らを更新していく事はできる。


私はそう思っています。

今後

いつかのエントリーでも少し言及したのですけれど、今回もまたこのブログのタイトルと私自身が少しかけ離れてきたな、と感じました。

障害でもあるし、天才でもある。

でも私はその挟間にいるのではなく、その二つを統合した存在なのだと今は思うし、そもそも障害とか天才とかいう言葉自体が、私の中ではもはや何の意味もなしていないのです。


なので、このブログの役目はもう終わりかな、と思いました。


一年半ほどの間、色々考えさせてくれて、ありがとう。


最後に私のTwitterアカウントを晒していきます。

https://twitter.com/9A3BwKFv1ELbtBA


短い間でしたが、【ギフテッドな日々】~障害と天才の挟間より速報~ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

皆様が世間から貼られたレッテルや生きづらさから抜け出し、幸せに生きられる事をお祈りしています。