【ギフテッドな日々】障害と天才の挟間より速報

動作性IQ141ギフテッド。そんな人の視点から見た世界をつらつらとつづっていきます。

インターネットを使った仕事の隠れた利点

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 突然だが、正社員の待遇は会社への帰属料だと思っている。
 転勤があるとか。よほどの事でない限り、家庭や自分の都合よりも仕事を優先しなければならないとか。ようは生き方を会社に帰属させられる。その名の通り、“会社の人”となる訳である。その代償として、多くの給料がもらえたりボーナスが出たりする訳ですね。

 余談になりますが、前会社の社長は、自分の思い通りにしたいから(社員に言うことを聞かせたいから)雇用を正社員というくくりにした、って言ってたな。結局は働きたい人のニーズに合ってなくて、後からパートという枠を作った訳ですけれども。それで時給も含め、待遇が社員とパート全く同じ、というのはどうだろう。36協定で残業の割増賃金もつかないようにされているし。
 個人企業だから大変なのは分かる。分かるけれども、社保やボーナスといった帰属料もないのに縛りだけは強要するとか、ちゃんちゃらおかしいんですけれども。同じでもいいけど、それなら逆に、給料以外の待遇も社員とパート同じにせえよと。転勤なし(もしくは手当てつける)とか、土日祝休めるとか。あとせめて言葉を選べと(以下略

 愚痴になりました。申し訳ございません。

会社の部品としての人間

 結局、何が言いたかったかというと、“人を使う”というのは大変だ、ということなんですね。

 あ、会社視点の話です。前会社が、システムとして良くない、と思ったもので労働者視点から愚痴ってしまいましたが、会社というシステムの話をしています。

 とにかく人件費というコストがかかるし、思うように動いてくれない。会社が大きくなればなるほど“管理”が必要になってくるけれども、そもそも人を“管理”する、という考え自体がおこがましい気がする。ただ、管理側にそんなつもりはなくても、実質的にはそうせざるを得ないのですね。会社イメージや生産性は、社員一人のミスや素行で簡単に崩れてしまうのだから。
 だから、会社の意向に沿って働いてもらうために、会社はその仕事に見合った給料を払ってくれる。見合わない、と思われたら人が辞めていくだけです。ただ問題は他にもあって、例え会社側が十分な給料を払っていたとしても、皆が皆、それに見合った仕事をしてくれるとは限らないんですよね。いい人材だけを雇えればいいけれども、これも会社が大きくなればなるほど難しい。社員一人一人に合った対応をしていければいいんですけれども、これもまた大きな会社ほど難しい。

 感情論を抜きにして、会社として利益を上げる事を考えた時に、人格や感情を持った人間を会社の一部として運用するには様々な苦労やジレンマが発生する訳です。

ネットで仕事をすることの最大の利点

 アフィリエイトなりネットショップなりでお金を稼ぐ利点として、まず“自由”というのがあります。自分の時間を好きに運用できる。これはかなり大きい、多くの人が魅力を感じる要素だと思います。ただインターネットを使った仕事にはもう一つ、仕事としての利点があって、私はそれにもものすごい魅力を感じるのです。

 それは『仕事をしてくれるのが他人ではなく、自分のコピー』だということ。

 自分が書いた記事や広告、作ったショップには、必ず自分の意思が反映されます。そこには、他人を介する事で起こる意志や意図の不一致は存在しません。そして一度、記事や広告という自分のコピーを作ってしまえば、後は勝手にその分身達が仕事をしてくれるのです。当然、愚痴や文句も言わない。やり方によっては広告費などがかかってしまいますが、それでも高額な人件費と比較したら大したことはありません。ネット上では自分自身のコピーが、実世界で言う人材に代わって営業や販売を行ってくれるのです。

 またまた余談になりますが、店舗を立てる土地代だってかなり安い。私が自営やってた時の家賃は月々58000円(ボロ屋の改装費をこちらで出す、という条件で格安にしてもらった)でしたが、ネットではサーバー料金払えばいいだけですからね。

 その代わり、自分の分身、という人材を作るにはそれ相応の時間が掛かります。
 だからこそ、とりあえず始めてみる。焦らずじっくりですね。

 このブログもいわば、私自身のコピーなのです。こういったお金や仕事の話も、私と似たような境遇の人にとっての(自分に合った仕事を見つけるための)ヒントになればいいなと思う次第であります。